こんにちは。
帯広市議会議員の柳田健太郎です。
下記に議会質疑をまとめていきます。
害虫(スズメバチ・マイマイガ)対策を「予防×情報」で強化する(委員会の質疑・答弁まとめ)
概要
夏場に相談が集中する害虫対策は、市民の安全に直結。発生状況の把握と情報発信、そして命に関わり得るケース(スズメバチ)への向き合い方が議論となりました。
相談・発生の把握(答弁の要旨)
- 集計の枠組み:相談を「蜂/蛾/蟻/その他」で集計。
- 蜂の相談件数:R5 205件/R6 137件/本年8/12時点 124件。8月に約半数、次いで7月・9月に集中。
- 蛾の件数:R5・R6 0件、本年8/12時点 26件。現時点で公表は未実施。
情報発信(答弁の要旨)
- マイマイガ対策:来年度大量発生の懸念を踏まえ、ふ化前(翌年5月まで)の卵塊駆除を市HPで呼びかけ。蜂の危険性も必要に応じて発信。
役割分担と現行方針(答弁の要旨)
- 駆除の責任:市有施設は市が駆除。一方、国・道・民間・市民の土地建物は所有者等が負担。市が危険性や業者派遣を判断する考えはない。
- 費用補助の考え方:現時点で駆除費用の補助は考えていない。刺傷時は速やかな受診や救急要請を案内。
救急搬送と費用感(質疑側の提示データ)
- 直近3か月で救急搬送10件(蜂刺傷)。救急出動約3.8万円/件の答弁を昨年の決算審査特別委員会で確認。(医療費目安:初診10割約2.6万円/軽症約7,500円)。
私の視点(発言要旨)
- 「刺されたら病院へ」という対応一辺倒に疑問。スズメバチは命に関わる可能性がある。予防重視の支援(例:危険度に応じた行政関与・費用補助の検討)により、通報の遅れ防止やコスト抑制につながると考える。